絵本作家のぶみ氏のイラストを内閣府子ども・子育て本部が母子手帳のイラストに起用しようと推奨する発言がされていたことについてあちこちで怒りの声があがっています。
のぶみ氏の発言や絵本の内容に関しては以前から賛否両論あったので、当然と言えば当然かもしれないですね。
絵本作家のぶみ氏のイラストが母子手帳の表紙に・・・炎上騒ぎ
のぶみ氏のことをあまりよく知らない方は「なぜ炎上しているの?」と思うかもしれませんので、のぶみ氏の発言などについてまとめてみたいと思います。
のぶみ氏の炎上騒ぎはこれが初めてではない
歌詞「あたしおかあさんだから」
のぶみ氏の炎上は今回の件が初めてではないんですよね。
記憶に新しいところだと、「あたしおかあさんだから」という横山だいすけさんが歌った歌の歌詞ですね。
この歌の歌詞をざっくりと言うと、
「あなた(子供)を産む前は、ネイルやお洒落をしたり、好きなことして夜中も遊んで生活をしていたけれど、あなたが産まれて全部やめたの。あたしお母さんだから。」
といった内容です。
この歌詞に対して世間では、
・母親の自己犠牲を強調している
・父親不在の子育てが前提の歌詞だ
などどと言われ炎上しました。
そして、この歌を歌っただいすけお兄さんが謝罪する事態にまで発展しましたね。
横山だいすけ、楽曲騒動を謝罪「傷つけてしまったり辛い思いをさせてしまいました」(オリコン)- Yahoo!ニュース https://t.co/dTVpXeB9Zr
だいすけお兄さん悪くないし
— みつき ^._.^ (@mtk0319) 2018年2月8日
この曲を作詞したのがのぶみ氏なのです。
流産の原因についての軽率な発言
他にも、流産するのはパパとママが喧嘩をしたから。とか、
病気になるのは感謝が足りないから。
などと言った、ちょっと驚きの発言をしています。
妊娠経験のある方であればご存知かもしれませんが、流産は防ぐことができません。
それでも、多くのママ達は少なからず自分を責めてしまうものですよね。
流産を経験したママ達は悲しい葛藤を乗り越えています。
そんなママ達の気持ちを踏みにじるような発言が、絵本作家たる人から発せられたものだとは到底考えられないですよね。
絵本の内容も賛否両論
のぶみ氏は170冊以上の絵本を出していますが、その絵本の内容も賛否両論あります。
例えば、「ママがおばけになっちゃた」は、
ママが交通事故でなくなってしまい、おばけになるというお話です。
この内容に対して、
・正直子供に読ませたくない
・まったく子供目線で書かれていない
などの批判的な意見が多数でています。
内閣府子ども・子育て本部がのぶみ氏のイラストを母子手帳に推奨!
こんな炎上騒ぎがあったのぶみ氏のイラストが、これから出産を控えるママ達がもらう母子手帳の表紙だというのだから、それは炎上しちゃいますよね・・
しかも、それを内閣府が推奨していたというのだから尚更です。
自治体職員の皆さま!
母子手帳の表紙を絵本作家「のぶみ」さんのかわいいイラストにしませんか!!
詳しくはこちら→https://t.co/E5M4pitJuA
— 内閣府子ども・子育て本部 (@sukusuku_japan) 2017年12月5日
なぜ??内閣府はのぶみ氏のイラストを推奨??
なぜ内閣府はのぶみ氏のイラストを母子手帳に起用することを推奨したのでしょうか・・
▼のぶみ氏デザイン母子手帳

真意はわかりませんが、内閣府HPには、こんなことも書かれています。
メインコピーのロゴとイラストを描いてくださったのは、絵本作家として活躍されているのぶみさん。新制度の意義にご賛同いただき、無償でご協力いただきました。
無償というのが大きかったのでは・・という意見もあります。
それでも、無償でも自分のイラストを使用して欲しいという人は他にももっといたのではないか。
なぜあえての、のぶみ氏なのか・・
という声は後を絶ちません。
炎上を経て、母子手帳デザイン削除へ
炎上して事の重大さに気がついたのか、平成31年度の母子手帳デザイン案からのぶみ氏のイラストは消えたようです。
これでひとまずは沈着するのかなとも思いますが、そうはいかないかもしれませんね。。
これ以上嫌な気持ちになる人が増えないといいです。