赤ちゃんって、なんでこうも夜中に何度も何度も泣くんだろう・・
ママには赤ちゃんセンサーがついているから、赤ちゃんがちょっとでも泣けばちゃーんと気がつくんですよね。
自分でもその母性にはびっくりしますが、とはいえ眠い!!
いつかこんな日々も終わりがくると解っていても、辛いんですよね。
なるべくなら赤ちゃんに朝までぐっすり眠ってほしい。
そして「ママも朝までぐっすり眠りたい!」
これが本音じゃないですか?
私もそんな願いから、赤ちゃんが朝まで眠るにはどうしたらいいのかと答えを探しました。
そんななかで、「赤ちゃんが朝までぐっすり眠る方法」という本にたどり着き、見事息子を朝まで眠らせることに成功したので、今まさに「赤ちゃんが夜中頻繁に起きて困っている」ママさんのために、この本がどんな本なのか紹介したいと思います。
「赤ちゃんが朝までぐっすり眠る方法」ってどんな本??
著者の方はアメリカ人女性で4人のお子さんの育児経験者です。
4人!すごいですよね。1人でも大変なのに、尊敬してしまいます。
子育て教育の専門家として講演を行っている方です。
この本をおすすめする理由に、著者の方の子供たちに対する愛情の深さを、この本を読んでいるととても感じることができるということも大きいです。
この本は単に赤ちゃんが眠るようになればいいというものではなく、赤ちゃんの気持ちもちゃんと考えられているんです。
この本の著者の方の子を想う気持ちの表れではないかなと思います。
この本には赤ちゃんが朝までぐっすり眠れるようにするためのヒントがいっぱい詰まっていて、それぞれの家庭の赤ちゃんのタイプに合わせて眠りのプランを立てることができるので、とても実践しやすいのがポイントです。
また、この本のネントレ方法には特徴があるんです。
そもそもネントレって?
皆さんはネントレはご存知ですか?
この「赤ちゃんが朝までぐっすり眠る方法」という本もいわゆるネントレの本です。
ネントレ=ねんねトレーニングです。
赤ちゃんが上手に眠れるようになるためのトレーニングのことです。
赤ちゃんはまだ眠るということがとっても下手なので、ママが赤ちゃんが眠るためのお手伝いをしてあげることが大切なんです。
このネントレには大きく分けて2つの方法があります。
泣かせっぱなしにするネントレ
一般的に広まっているネントレは泣かせっぱなしにするネントレです。
ジーナ式という方法が有名ですね。
この方法では、赤ちゃんを一人で布団に寝かせて、ママ・パパは部屋から出て行きます。
真っ暗な部屋で一人ぼっちになる赤ちゃん。
もちろん大泣きですよね!
でも泣かせっぱなしにする方法では、赤ちゃんが泣いても多少様子を見に行く程度で(危険がないかの確認)基本は放っておきます。
赤ちゃんは最後泣き疲れて眠ってしまいます。
でも、それを10日程続ければ赤ちゃんは泣かずに一人で眠れるようになるというものです。
私はこの方法を見たとき単純に、「かわいそう・・」と思いました。
泣き疲れて眠るなんて、大人でも嫌ですよね。
しかもそんな日が数日続くなんて。
例え効果があるとしても、私はこの泣かせっぱなしにする方法を実践する気にはなれませんでした。
泣かせないネントレ
それに対して「朝までぐっすり眠る方法」の本で紹介されているネントレ方法は、泣かせないネントレです。
この本の著者の方は、はじめは泣かせっぱなしにするネントレ方法を試したそうです。
でも、
暗闇のなかで必死に腕を伸ばし「ママー!!」と恐怖に怯えた顔で泣き叫ぶ赤ちゃんに、「ママは来ないんだ・・」と諦めて眠るまで苦しみと恐怖を味あわせておくなんてあまりにも残酷だと感じて、他にいい方法はないかと考えてできた方法がこの本のネントレ内容です。
この本の基本は、
泣かせない・泣いたら抱きしめる
です。
今までのネントレ方法と完全に真逆の方法なんです。
私が実際に実践してみた流れ
私は息子が生後5ヶ月くらいの時にこの本の方法を実際に試してみました。
それまでは寝る時間になったら、寝室で授乳をして寝かしつけていました。
正直これが一番楽な寝かしつけ方法だったからです。
ですがこの本を読んで、本に習って徐々に寝かしつけの授乳を止めていきました。
急に寝かしつけの授乳をやめても上手くいかないので、授乳なしで赤ちゃんを寝かしつけるためのポイントは本にたくさん書いてあります。
そのポイントのなかで、私と息子に合ったものをチョイスして実践していきました。
そして次第に、完全に授乳なしでも寝かしけができるようになっていきました。
それが生後6ヶ月くらいの時です。
一ヶ月かかってはいますが、泣かせない・泣いたら抱きしめるの基本がありますから大変な一ヶ月ではありませんでした。
そして授乳なしの寝かしつけに成功するとともに、夜中に頻繁に起きていた息子が朝まで寝てくれるようになっていったんです。
目が覚めて、スマホの時間を見たら朝だった時のあの何とも言えない喜び。
かなり久しぶりの感覚に朝から心が踊りました!!
ただし、授乳なしの寝かしつけも、朝まで起きずに寝てくれるようになったのも、数日で急にそうなったわけではなくではなく、徐々にです。
「今日は成功した!」と思ったら次の日はダメだったり、三日連続成功して、もう大丈夫だろうと思ったら次の日はダメだったり・・
次第に連続で成功する日数が増えていき、一週間連続で成功したあたりで「もうさすがに大丈夫だろう」と思った記憶があります。
即効性はあるとは言えませんが、赤ちゃんもママも苦痛を感じることなく無理なく実践できます。
おわりに
この本を読んだことで、今の私と赤ちゃんは何をどうしたらいいのかということをよく考えるきっかけにもなったような気がします。
「これをすれば絶対うまくいく!!」という方法はないとも思います。
その子その子のペースもありますよね。
早く睡眠不足から解放されたい気持ちはもちろんあると思いますが、少しの間だけ可愛いわが子と向き合って、その子に合った方法で進めてあげることも大切なのかなと思います。